まいど君がお答えします。

クルマ豆知識

アイドリングはやめましょう!

 大阪府では環境保全を目指し、平成10年7月1日より「アイドリング規制条例」を施行します。
 全国の自治体では兵庫県、京都府、神奈川県、箕面市が既にアイドリングの規制条例を制定しており、大阪府も「大阪府生活環境の保全等に関する条例」の一部を改定して駐車時におけるアイドリング行為の禁止をするものです。

自動車は大気汚染や騒音公害の大きな原因となっています

 大阪においては、自動車交通の集中する幹線道路沿道なとにおいて、二酸化窒素汚染が問題となっています。その主な原因は自動車から排出される窒素酸化物で、排出量は全体の約50%を占めています。
 また、自動車による騒音は、交通量の多い幹線道路沿道はもとより、その周辺地域の良好な環境づくりのうえで問題となっています。

府条例によるアイドリング規制の概要

・自動車のドライバーは、
  駐車時にはアイドリングを停止してください。

・事業者は、
  従業員等に対して、アイドリングを停止するよう指導してください。

・駐車場管理者は、
  利用者に対して、アイドリング停止の指導に努めてください。
〔特に500u以上の駐車場の管理者は、利用者に対してアイドリング停止を周知して下さい。〕

自動車公害防止のために、皆様の積極的なご協力が必要です

 現在のくるま社会の中で、自動車からの排出ガスや騒音等の自動車公害を防止し、快適な環境を創造していくためには、くるまを利用する皆様の積極的な取り組みが必要です。

その1 自動車の使用は控えめに

  • 通勤・通学には、電車、バスなとの利用を
  • 貨物運送は、計画的な配車や荷物の集約化等でより効率的に
  • 毎月20日のノーマイカーデーには、マイカー通勤や業務用車両の持ち帰り自粛を

その2 車の定期点検整備と適正走行を

  • 定期的な点検整備による排出ガスのチェックを
  • 空吹かしや急発進・急加速、過積載をやめ、適正な速度での走行を

その3 より低公害な車の使用を

 大阪府や大阪市では、窒素酸化物の低減と生活環境の改善を推進するため、府内の中小企業の方々が窒素酸化物排出量の少ない低公害な自動車に乗り換える場合などに、融資制度と助成制度があります。


◆条例に関するお問い合わせ先◆

大阪府交通公害課

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 一般社団法人 大阪府自動車整備振興会